2012-06-08

Emanuel de Beaupuis - Genre Schumann

Emanuel de Beaupuis (Italy, ca.1860 - 1913) - Romance in F sharp major (Genre Schumann)

今日はローベルト・シューマンの誕生日、ということで彼にちなんだ曲、イタリアの作曲家・ピアノ奏者のエマニュエル・ド・ボーピュイ作曲「ロマンス 嬰ヘ長調 (シューマン様式)」を弾きました。

ナポリに生まれたエマニュエル・ド・ボーピュイは、ナポリ王立音楽院でベニアミーノ・チェージ (Beniamino Cesi, 1845 - 1907) に師事しました。1889年にオーストラリアに移住し、メルボルンやシドニーでピアノと音楽理論の教師となりました。著名な弟子としてオーストラリアの作曲家・ピアノ奏者のロイ・アグニュー (Roy Agnew, 1891 - 1944) がいます。

出典: De Beaupuis, E. (Emmanuele) | Trove | National Library of Australia (オーストラリア国立図書館)

(改稿 2019-01-05)

2012-05-27

J. S. Bach / Joachim Raff - Andante, BWV 1003/III

Johann Sebastian Bach (1685-1750) / Joseph Joachim Raff (1822–1882) - Violin Sonata No. 2 in A minor, BWV 1003; III. Andante in C major
(Selected Pieces from the Violin Sonatas of Joh. Seb. Bach: arranged for Piano (1865), WoO. 23) 今日はヨアヒム・ラフの誕生日ということで、大バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 BWV 1003 より第3楽章のアンダンテを弾いてみました。

2012-05-15

Ferdinand Beyer - Le rossignol de Alabieff, Op. 103/5

Ferdinand Beyer - Bluettes du nord, Amusements sur des Airs russes favoris, Op. 103; No. 5. Соловей. Le rossignol de Alabieff.

5月14日はピアノの教則本で知られるドイツの作曲家、フェルディナント・バイエル (Ferdinand Beyer, 1803-1863) の命日ということで、彼の編曲によるアレクサンドル・アリャビエフ (Aleksandr Alyabyev, Александр Алябьев, 1787-1851) のナイチンゲール (夜鳴きうぐいす)を弾いてみました。ロシアの歌曲の編曲集「北国の小品」 (Bluettes du nord, Op. 103) の一曲です。

2012-05-02

Jürg Hanselmann Piano Recital Video


Date:  2012-04-28
Location: The Kennedy Center, Washington, D. C.

The celebrated Liechtenstein pianist concludes his national tour with a program of works by Liechtenstein composer Josef Rheinberger and Beethoven, as well as Hanselmann’s own original work. Presented in cooperation with the Embassy of Liechtenstein.
Performance Video

4月28日に米国ワシントンDCのジョン・F・ケネディ・センターで行われたユルク・ハンゼルマン (Jürg Hanselmann) ピアノリサイタルの動画が配信されているのでリンクを貼っておきます。ラインベルガーのピアノ曲がリサイタルで演奏されるのは珍しいですね。ハンゼルマンはラインベルガーのピアノ曲全集のCD (全10枚) を出していて、 YouTube (mikado568) でも演奏動画を公開しています。鉄オタクラシック - ピアノ曲編で知っているかたもいるかもしれませんね。

Josef Rheinberger ヨーゼフ・ラインベルガー (1839-1901):
05:20 - Zwölf Vortragsstudien, Op. 183; Nr. 1 Präludium
------- 12の演奏会用練習曲 作品183 より 第1番 前奏曲
07:55 - Drei kleine Konzertstücke, Op. 5; Nr. 1 Die Jagd. Impromptu.
------- 3つの演奏会用小品 作品5 より 第1番 狩り. 即興曲.
10:30 - Drei Studien, Op. 6; Nr. 3 Impromptu.
------- 3つの練習曲 作品6 より 第3番 即興曲.

Ludwig van Beethoven
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1828):
13:15 - Klaviersonate Nr. 21 C-dur, Op. 53 (Waldstein).
------- ピアノソナタ第21番 ハ長調 作品53 「ヴァルトシュタイン」.

Jürg Hanselmann ユルク・ハンゼルマン (born in 1960):
・ Abendstern - Vier Stücke für Klavier (2011).
-- 宵の明星 - ピアノのための4つの小品 (2011).
37:00 - I. Leuchtender Abendstern (輝ける宵の明星).
39:13 - II. Traumgesicht (夢想).
41:35 - III. Unsterblich! (不滅 !).
44:25 - IV. Zum Abschied (別れに).







2012-04-13

William Sterndale Bennett - L'Appassionata, Op. 29/2

William Sterndale Bennett (England, 1816 - 1875) - 2 Études caractéristiques, Op. 29 (1841); No. 2 in G minor ‘L'Appassionata’


今日はイギリス・ロマン派初期の作曲家ウィリアム・スターンデイル・ベネット (William Sterndale Bennett, 1816年4月13日 - 1875年2月1日) の誕生日ということで、彼の2つの性格的練習曲作品29から第2番の「熱情」を弾いてみました。ベネットはたびたびドイツを訪れ、メンデルスゾーンやシューマンと交流していたということもあって、彼らの作風に近いところがありますね。



2012-04-05

Adolf Jensen - 投稿動画: イェンゼン

Adolf Jensen - Piano Sonata in F sharp minor Op. 25; Mov. 4
Adolf Jensen - Träumerei, Op. 8/7

今回紹介するのはブラームスと同世代で友人でもあったドイツの作曲家、アドルフ・イェンゼン (Adolf Jensen, 1837 - 1879) のピアノ曲。ソナタの終楽章とトロイメライです。

Adolf Jensen - Piano Sonata in F sharp minor, Op. 25 (1864); Mov. 4

ピアノ作品では主に小品が知られるイェンゼンですが、4楽章構成の大規模なピアノソナタを一曲書いています。作曲者27歳のとき、4歳年長のヨハネス・ブラームス (Johannes Brahms, 1833-1897) に献呈されています。この曲の楽譜を入手したいと思って楽譜輸入代行業者に注文したのに待てど暮らせど発送されず、ふとインターネットで検索したところ、以前はなかったはずの楽譜のPDFファイルがあっさり手に入ったということがありました。このときはインターネットの発展に驚かされましたね。動画の背景にはイェンゼンにゆかりの土地、ケーニヒスベルクポーゼンコペンハーゲンベルリンドレスデンバーデン・バーデンの画像を使ってみました。

ケーニヒスベルク(カリーニングラード)
Königsberg Castle (between 1890 and 1900)
Schlossteich Königsberg (1912)
Schlossteich in Königsberg, alte Postkarte (1912)

ポーゼン(ポズナン)
Julius von Minutoli: Coloured lithograph of the Poznań (1833)
Poznań viewd from right bank of Warta (1833)

コペンハーゲン
Kopenhagen (ca. 1890-1900)
View from Løngangsstræde in Copenhagen (ca. 1860)
The courtyard of the residential college Regensen (Collegium regium) of the University of Copenhagen in Copenhagen (ca. 1840)

ベルリン
Berlin, Friedrichswerdersche Kirche (1850)

ドレスデン
Dresden’s old Synagogue by Gottfried Semper (“Semper Synagogue”) (1860)
Brühl'sche Terrasse (ca. 1855)
Johann Bernhard Schmelzer : Zschachwitz (1870)

バーデン・バーデン
Baden-Baden (1890-1905)

Adolf Jensen - Romantische Studien, Op. 8 (1862); No. 7 Träumerei

作品8は2巻全17曲からなるロマンティックな練習曲。第1巻は8曲からなり、その第7曲がトロイメライです。楽譜にはフリードリヒ・ルペルティ (Friedrich Ruperti, 1805-1867) の詩「高らかにハープの音がひびく」 (Es tönt ein voller Harfenklang) からの一聯が添えられています。ハープをかき鳴らすような分散和音が印象的な曲です。ブラームスはルペルティのこの詩をもとに4つの歌作品17の第1曲を書いています。

Es tönt ein voller Harfenklang,
Den Lieb' und Sehnsucht schwellen.
Es dringt zum Herzen tief und bang
Und läßt das Auge quellen.

Friedrich Ruperti



2012-04-04

Hans Huber - Jugendalbum

Hans Huber - Jugendalbum Nos. 9-11; Walzer, Variationen (Twinkle Twinkle Little Star) & Träumerei

スイスの作曲家、ハンス・フーバー (Hans Huber, 1852 - 1921) の16曲からなる小品集、 Jugendalbum (子供のアルバム) から3曲弾いてみました。第9曲ワルツ、第10曲変奏曲、第11曲トロイメライ。変奏曲は「きらきら星」として知られる旋律を主題としています。個々の曲名からしてもシューマンの影響を感じますね。

Hans Huber - Jugendalbum
Nr. 9. Walzer Es-dur


Nr. 10. Variationen G-dur


Nr. 11. Träumerei B-dur




2012-03-03

Dubuque's 200th Birthday

Alexandre Dubuque - Fughetta in E minor
Alexandre Dubuque - Etude in the Style of a Fugue in G minor

ロシアの作曲家アレクサンドル・デュビューク (Alexandre Dubuque, 1812-03-03 - 1898-01-08) の生誕200年ということで、彼のピアノ曲を2曲弾いてみました。
父親はフランスからの移民で、ジョン・フィールドに師事し、後にはモスクワ音楽院でピアノを教え、弟子にはニコライ・ズヴェーレフ(ラフマニノフやスクリャービンの師)やバラキレフなどがいるということです。

Alexandre Dubuque - Fughetta in E minor
フゲッタ ホ短調


Alexandre Dubuque - Etude in the Style of a Fugue in G minor (1868)
フーガの様式による練習曲 ト短調


2012-02-14

Happy Valentine's Day!

G. P. Ritter - 24 Aquarellen, Op.66 (1882); No. 5 Valentine


バレンタインデーということで、バレンタインという題名の曲を弾いてみました。24の風景画 作品66 の第5曲、 G. P. リッターという作曲家の作品です。生没年やフルネームさえ知られていない作曲家みたいです。

2012-01-31

My Videos: The Schumanns - 投稿動画: シューマン夫妻

Robert Schumann - Paganini Studie, Op. 3 Nr. 3 C-dur Andante
Robert Schumann / Clara Schumann - Der Nussbaum, Op. 25/3

今回はシューマン夫妻に関する曲を2曲。パガニーニのヴァイオリン独奏曲のロベルト・シューマンによるピアノ独奏編曲、それからロベルト・シューマンの歌曲のクララ・シューマンによるピアノ独奏編曲です。

Robert Schumann - Studien für das Pianoforte nach Capricen von Paganini Op. 3 (1832); Nr. 3 C-dur Andante

イタリアの大ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニ (1782 - 1840) の代表作、ヴァイオリン独奏のための24のカプリス作品1。いろいろな楽器用に編曲もされていますが、ピアノだとまず名前が上がるのがフランツ・リストによる6曲のパガニーニ大練習曲でしょう。それに先駆けてロベルト・シューマン (Robert Schumann, 1810 - 1856) もパガニーニのカプリスに基づいた全12曲の練習曲(作品3と作品10)を書いています。このハ長調の作品3の3はカプリス第11番のうち序奏の Andante を編曲したもので、技術的には12曲の中で最も易しく書かれています。

Robert Schumann / Clara Schumann - Myrthen, Op. 25; Nr. 3 Der Nussbaum

ロベルト・シューマンの歌曲のピアノ独奏用編曲というと、これもまたフランツ・リストによるものが有名ですね。ピアノ奏者として活躍したロベルトの妻のクララ (Clara Wieck-Schumann, 1819 - 1896) もまた編曲を残しています。リストによる編曲は華麗で演奏効果も抜群ですが、原曲の雰囲気を味わうにはクララによる編曲のほうがいいかもしれません。これは歌曲集「ミルテの花」作品25の中の第3曲「胡桃の木」をクララ・シューマンによる編曲で弾いています。