2020-02-26

250th Death Anniversary of Giuseppe Tartini

Giuseppe Tartini (Italy, 1692 - 1770) / Alessandro Longo (Italy, 1864 - 1945) - Sonata per violino. Il trillo del diavolo (G minor); I. Larghetto affettuoso

今日はイタリアの作曲家・ヴァイオリン奏者、ジュゼッペ・タルティーニ没後250年の命日です。今回はタルティーニ作曲「ヴァイオリンソナタ ト短調 『悪魔のトリル』」より第1楽章の、アレッサンドロ・ロンゴによるピアノ編曲を弾きました。ロンゴが編纂した「金の図書館、あらゆる時代と地域の巨匠の作品からの700のピアノ小品 Biblioteca d'Oro, 700 pezzi per pianoforte tratti dalle opere di Maestri di ogni tempo e paese 」の第1巻に第7曲 Larghetto dalla Sonata per violino. Il trillo del diavolo として収録されています。

ヴェネツィア共和国ピラーノ (現在のクロアチア領ピラン) に生まれたジュゼッペ・タルティーニは、1708年に郷里を離れパドヴァ大学で法律を学びました。1710年の2歳年長のエリザベッタ・プレマゾーレ (Elisabetta Premazore) との結婚における確執のために、アッシジ聖フランチェスコ修道院 (Sacro Convento di San Francesco) に身を寄せます。同地の教会堂でオルガン奏者を務めていたボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキー (Bohuslav Matěj Černohorský, 1684 - 1742) に作曲を師事しました。1714年にはアンコーナ歌劇場の管弦楽団に所属し、以後ヴァイオリン奏者として活動します。1721年にサンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂のヴァイオリン首席奏者・指揮者 (primo violino e capo di concerto) に就任。1723年に神聖ローマ皇帝カール6世のボヘミア王としての戴冠式に関連するプラハでの演奏会に出演し、そのまま同地に滞在して1726年までフランツ・フェルディナント・キンスキー伯爵 (Franz Ferdinand Kinsky, 1678 - 1741) に仕えました。1728年にはパドヴァにヴァイオリンを教える音楽学校「諸国民の学校」 (La Scuola delle Nazioni) を設立します。

教え子に以下の人物がいます。

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