2020-02-20

50th Death Anniversary of Albert Louis Wolff

Albert Louis Wolff (France, 1884 - 1970) - 3 Pièces marocaines pour piano. Au Maréchal Lyautey, en temoignage de tres respectueuse admiration (Paris: Editions Maurice Senart, 1922); No. 1. Prélude et Petite fugue (E minor / E major).

今日はフランスの作曲家・指揮者・ピアノ奏者・オルガン奏者、アルベール・ルイ・ヴォルフ没後50年の命日です。今回はアルベール・ヴォルフ作曲「ピアノのための3つのモロッコの小品」より第1番「前奏曲と小フーガ ホ短調/ホ長調」を弾きました。曲集は1912年から1925年までモロッコ駐在総弁務官を務めていたフランス元帥ユベール・リヨテ (Hubert Lyautey, 1854 - 1934) に献呈されています。第1番の前奏曲と小フーガについてはそれぞれに「前奏曲。一日のうちで最も暑いとき、自分のヒツジたちが眠る間に牧童アリーは何気なく即興で笛を吹く。 Prélude. A l'heure la plus chaude du jour, pendant que ses moutons sommeillent, Ali, le petit pâtre, improvise nonchalamment sur sa flûte.」、「小フーガ。アイサウア (イーサーウィーヤ教団) の老人たちの宗教歌による。 Petite fugue. D'après un chant religieux de vieillards Aï-saouas.」と説明がついています。

パリに生まれたアルベール・ヴォルフは、パリ音楽院グザヴィエ・ルルー (Xavier Leroux, 1863 - 1919)、アンドレ・ジェダルジュ (André Gédalge, 1856 - 1926)、ポール・ヴィダル (Paul Vidal, 1863 - 1931) に師事しました。 音楽院で学びながらキャバレーでピアノを弾き、サン・トマ・ダカン教会 (Église Saint-Thomas-d'Aquin) でオルガン奏者を務めました。 1906年にオペラ=コミック座の職員となり、1911年に同劇場の指揮者、 1921年から3年間アンドレ・メサジェ (André Messager, 1853 - 1929) の後任で同劇場の音楽監督、1945年に総監督となりました。1925年から1928年までコンセール・パドルーの次席指揮者、1928年から1934年までコンセール・ラムルーの首席指揮者、1934年から1940年までコンセール・パドルーの首席指揮者を務めました。

教え子に以下の人物がいます。

出典:



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