Johann Christian Heinrich Rinck (Germany, 1770 - 1846) - Fugato a 3 voci (G major). Beethoven-Album. Ein Gedenkbuch dankbarer Liebe und Verehrung, für den grossen Tonsetzer, gestiftet und beschrieben von einem Veriene von Künstlern und Kunstfreuden, aus Frankreich, England, Italien, Deutschland, Holland, Schweden, Ungarn und Russland (Stuttgart: Hallberger'sche Verlagshandlung, 1846). page 27.
今日はドイツの作曲家・オルガン奏者、ヨハン・クリスティアン・ハインリヒ・リンク生誕250年の誕生日です。今回はリンク作曲「3声のフガート ト長調」を弾きました。1846年出版の複数の作者による音楽・文学作品集「ベートーヴェン・アルバム」に収録された楽譜を使用しました。
ザクセン=ゴータ=アルテンブルク公国エルガースブルク (Elgersburg) に生まれたクリスティアン・ハインリヒ・リンクは、ヨハン・ゲオルク・アービヒト (Johann Georg Abicht, 1672 - 1740)、ヨハン・アドリアン・ユングハンス (Johann Adrian Junghans)、ハインリヒ・クリストフ・キルヒナー (Heinrich Christoph Kirchner, 1739 - 1818) に学んだのち、1786年から1789年までヨハン・クリスティアン・キッテル (Johann Christian Kittel, 1732 - 1809) に師事しました。1790年にヘッセン大公国ギーセンの市オルガン奏者 (Stadtorganist)、1805年にダルムシュタットの市オルガン奏者・カントル・ギムナジウム音楽教師となり、1813年にはヘッセン大公国宮廷オルガン奏者に就任しました。
教え子に以下の人物がいます。
- ヴィルヘルム・マンゴルト (Wilhelm Mangold, 1796 - 1875)
- ヨーゼフ・マインツァー (Joseph Mainzer, 1801 - 1851)
- ルートヴィヒ・クリスティアン・エルク (Ludwig Christian Erk, 1807 - 1883)
- フリードリヒ・カール・キュームシュテット (Friedrich Karl Kühmstedt, 1809 - 1858)
- カール・アーマント・マンゴルト (Carl Amand Mangold, 1813 - 1889)
- ヘンリ・フーゴ・ピーアソン (Henry Hugo Pierson, 1815 - 1873)
- ゲオルク・アウグスト・イグナティウス・アプン (Georg August Ignatius Appunn, 1816 - 1888)
- チャールズ・ハレ (Charles Hallé, 1819 - 1895)
出典:
- Mandyczewski, Eusebius (1889). “Rinck, Johann Christian Heinrich”. Allgemeine Deutsche Biographie 28. pages 626-628.
- Grove Music Online.
- Hoffman, Mark (2001). “Appunn, Georg August Ignatius”.
- Jones, Gaynor G.; Musgrave, Michael (2001). “Erk, Ludwig Christian”.
- Temperley, Nicholas (2001). “Pierson [Pearson], Henry Hugo [Hugh]”.
- Kramer, Charles (2001). “Rinck, Johann Christian Heinrich”.
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