Fini Henriques (Denmark, 1867 - 1940) - Erotik, Klaverstykker, Op. 15 (1896); No. 1. Mélodie. Andantino (F major)
今日はデンマークの作曲家・ヴァイオリン奏者、フィニ・ヘンレゲス生誕150年の誕生日です。今回はヘンレゲス作曲「愛の歌、ピアノ小品集 Op. 15」(全5曲) より第1曲「メロディ ヘ長調」を弾きました。姓についてはデンマーク語の発音ではヘンレゲスに近い発音になるようですが、日本語ではヘンリクスの表記が広まっています。
フレゼレクスベア (Frederiksberg) に生まれたフィニ・ヘンレゲスは、コペンハーゲンでヴァルデマ・トフテ (Valdemar Tofte, 1832 - 1907) とヨハン・スヴェンセン (Johan Svendsen, 1840 - 1911) に、1888年から1891年にかけてベルリンでヨーゼフ・ヨアヒム (Joseph Joachim, 1831 - 1907)とヴォルデマル・バルギール (Woldemar Bargiel, 1828 - 1897) に師事しました。その後はコペンハーゲンで活動しています。
同時代のコペンハーゲンには同姓のローバート・マーティン・ヘンレゲス (Robert Martin Henriques, 1858 - 1914) という作曲家がいます。以前にローバート・ヘンレゲス没後100年の記念に彼の「瞑想、新市庁舎の塔の鐘の動機 H-A-G-E による前奏曲 Méditation, prélude sur H. A. G. E.」の演奏動画を投稿しました。