2026-02-24

200th Birth Anniversary of Victorine Farrenc

Victorine Louise Farrenc (France, 1826 - 1859) - Romance pour le piano-forte. Andante (E flat major).

昨日はフランスの作曲家・ピアノ奏者、ヴィクトリーヌ・ファランクの生誕200年の誕生日でした。今回はファランク作曲「ピアノのためのロマンス 変ホ長調」を弾きました。楽曲は、グスタフ・シリング (Gustav Schilling, 1805 – 1880) により編纂された様々な作曲家や著述家の作品や弔詞を収めた追悼集「ベートーヴェン・アルバム Beethoven-Album. Ein Gedenkbuch dankbarer Liebe und Verehrung für den grossen Toten, gestiftet und beschrieben von einem Vereine von Künstlern und Kunstfreunden aus Frankreich, England, Italien, Deutschland, Holland, Schweden, Ungarn und Russland 」(Stuttgart: Hallberger-sche Verlahandlung, 1846) の283-285頁に収録されています。

ヴィクトリーヌ・ファランクは1826年2月23日にフランス王国の首都パリで、音楽出版者・フルート奏者・音楽学者のアリスティード・ファランク (Aristide Farrenc, 1794 - 1865) と作曲家・ピアノ奏者・音楽教師のルイーズ・ファランク (Louise Farrenc, née Dumont, 1804 - 1875) の娘として生まれました。5歳半から母ルイーズの指導の下で音楽を学び始め、15歳の頃にはヨハン・ゼバスティアン・バッハの「平均律クラヴィーア曲集」を見事な腕前で演奏しました。1843年の初めにパリ音楽院に入学すると同校でピアノ教授を務めていた母のクラスで学び、翌年の1844年にピアノで一等賞を獲得。卒業後、特にバッハのフーガとベートーヴェンの作品に心を奪われ、熱心に取り組んでいました。1845年のブリュッセルとパリにおける母ルイーズの「交響曲第1番 ハ短調 Op. 32」の演奏会で、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op. 73 (皇帝)」を演奏。1846年には多くの演奏会に出演し、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466」などを演奏しました。これらベートーヴェンの皇帝とモーツァルトの二短調の協奏曲の演奏は高く評価されました。作曲においても母の弟子であり、合唱曲、歌曲、ピアノ曲を残しています。1847年頃に病を得て演奏活動を控えるようになり、1859年1月3日のヴェルサイユにおいて32歳の若さで亡くなりました。

出典:

  • Fétis, François-Joseph (1866-1868). “Farrenc (Victorine-Louise)”. Biographie universelle des musiciens et bibliographie générale de la musique. Volume 3. Paris: Firmin-Didot. page 188.
  • Friedland, Bea (2001). “Farrenc family”. Grove Music Online. Retrieved 2026-02-24.
  • Heitmann, Christin (2001/2016). “Farrenc, Victorine(-Louise)”. MGG Online. Retrieved 2026-02-24.

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