2020-10-08

150th Birth Anniversary of Louis Vierne

Louis-Victor-Jules Vierne (France, 1870 - 1937) - 24 Pièces en style libre pour orgue ou harmonium, Op. 31; No. 3. Complainte. Andante moderato (D flat major. Dedicated to Albert Périlhou)

今日はフランスの作曲家・オルガン奏者・音楽教師、ルイ・ヴィエルヌ生誕150年の誕生日です。今回はヴィエルヌ作曲、オルガンまたはハルモニウムのための「自由な様式による24の小品 Op. 31」より第3曲「コンプラント 変ニ長調」を弾きました。曲はアルベール・ペリルー (Albert Périlhou, 1846 - 1936) に献呈されています。

ルイ・ヴィエルヌは先天性白内障のために視覚障害があり、長じるとほぼ盲目となりました。ポワティエ (Poitiers) に生まれ、1880年に家族とともにパリに移り、1881年に国立青年盲学校 (Institution Nationale des Jeunes Aveugles) に入学してソルフェージュ、和声法、ピアノ、ヴァイオリンを含む教養科目を学びました。試験審査員として来校したセザール・フランク (César Franck, 1822 - 1890) にオルガン演奏を勧められ、1886年秋からルイ・ルベル (Louis Lebel, 1831 - 1888) にオルガンを師事しました。 1888年から個人教授でフランクに和声法を師事し、パリ音楽院でフランクのオルガンクラスに加わりました。1890年11月にフランクが亡くなると、シャルル=マリー・ヴィドール (Charles-Marie Widor, 1844 - 1937) に引き続き師事し、サン=シュルピス教会 (Église Saint-Sulpice de Paris) のオルガン奏者を務めていたヴィドールに1892年から同教会の代理オルガン奏者を任されました。1894年に音楽院でオルガンの第一等を取得しました。卒業後は音楽院でヴィドールの、1896年以降は後継のアレクサンドル・ギルマン (Alexandre Guilmant, 1837 - 1911) の助手となり、1900年にパリのノートルダム大聖堂 (Cathédrale Notre-Dame de Paris) のオルガン奏者となりました。ギルマンの死後、望んでいたパリ音楽院での教授職を得ることはありませんでしたが、1912年からスコラ・カントルムで、1931年からエコール・セザール・フランク (École César Franck) でオルガン教師となりました。ノートルダム大聖堂でオルガンを演奏中に起きた心臓発作のために亡くなりました。弟に同じく作曲家・オルガン奏者のルネ・ヴィエルヌ (René Vierne, 1878 - 1918) がいます。

教え子に以下の人物がいます。

出典: Grove music online.


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