2022-12-12

250th Death Anniversary of Johann Gottfried Seyfert

Raccolta delle più Nuove Composizioni di Clavicembalo di Differenti Maestri ed Autori per l'Anno 1756 fatta stampare dal Sgr. Feder. Guiglielmo Marpurg (Leipzig: Johann Gottlob Immanuel Breitkopf, 1756).
Partita Seconda. I. Balletto (Ballet). Allegro (D major). dal Sgr. Seyfarth. page 5.

Partita Settima. I. Gavotte (A major). dal Sgr. Seyfarth. page 32.

今日はドイツの作曲家・鍵盤楽器奏者、ヨハン・ゴットフリート・ザイフェルト (Johann Gottfried Seyfert, 1731 - 1772) 没後250年の命日です。今回はフリードリヒ・ヴィルヘルム・マルプルク (Friedrich Wilhelm Marpurg, 1718 - 1795) 編纂「様々な大家と作曲家による1756年の最新チェンバロ曲選集」より、パルティータ第2番第1楽章のザイフェルト作曲「バレット ニ長調」とパルティータ第7番第1楽章のザイフェルト作曲「ガヴォット イ長調」を弾きました。

ヨハン・ゴットフリート・ザイフェルトは1731年5月11日に神聖ローマ帝国自由帝国都市アウクスブルク (Augsburg) で、聖アンナ教会 (Kirche St. Anna) 聖歌隊指揮者を務めていた作曲家ヨハン・カスパー・ザイフェルト (Johann Caspar Seyfert, 1697 - 1767) の子として生まれました。父に音楽の手ほどきを受けたのち、ヤン・ツァハ (Jan Zach, 1699 - 1773) などに鍵盤楽器を師事しました。奨学金を得て1747年にバイロイトを訪れ、3年の間 "Leitdorfer" (Mertens, 1788, S. 472) の弟子となりました。この Leitdorfer はヨハン・ダニエル・ロイトハルト (Johann Daniel Leuthard, 1706 - 1762) のことだと考えられています。その後、ライプツィヒドレスデンベルリンを訪れ、ドレスデンではヨハン・アドルフ・ハッセ (Johann Adolph Hasse, 1699 - 1783) から教えを受け、ベルリンではカール・フィーリプ・エマヌエル・バッハ (Carl Philipp Emanuel Bach, 1714 - 1788) の弟子となり、クリスティアン・ゴットフリート・クラウゼ (Christian Gottfried Krause, 1717 - 1770)、カール・ハインリヒ・グラウン (Carl Heinrich Graun, 1704 - 1759)、ヨハン・ゴットリープ・グラウン (Johann Gottlieb Graun, 1703 - 1771) らと知り合いました。1752年の末に一旦アウクスブルクに戻ったのち、ヴェネツィアヴィーンを訪れ、ヴィーンでゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル (Georg Christoph Wagenseil, 1715 - 1777) に師事しました。1753年の末にアウクスブルクに戻ると父の助手となり、1766年に父の後を継いで聖アンナ教会の音楽監督となりました。1772年12月12日にアウクスブルクにおいて、41歳で亡くなりました。

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