Emil Kronke (Germany, 1865 - 1938) - 4 Deutsche Tänze, Op. 65; II. Giocoso grazioso (B flat major)
今日はドイツの作曲家・ピアノ奏者、エミール・クロンケ生誕150年の誕生日です。今回はクロンケ作曲「4つのドイツ舞曲 Op. 65」より第2番変ロ長調を弾きました。
プロイセン王国プロイセン州 (Provinz Preußen) ダンツィヒ (現在のポーランド領グダニスク) に生まれたエミール・クロンケは、ライプツィヒ音楽院でカール・ライネッケ、カール・ピウッティ、オスカー・パウル (Oscar Paul, 1836-1898) に、次いでドレスデン音楽院でジャン・ルイ・ニコデ、テオドール・キルヒナー、フェリクス・ドレーゼケに師事しました。その後はドレスデンを拠点に活動します。
作曲家としては管弦楽曲、ピアノ協奏曲 Op.72、室内楽曲、ピアノ曲などを書いていて、その中でもフルートを含む室内楽曲が良く演奏されています。編曲の分野では、フランツ・リスト、ジョルジュ・ビゼー、エドヴァルド・グリーグといった他作曲家の作品を2台ピアノ用に編曲しています。ライプツィヒのシュタイングレーバー (Steingräber) が出版したショパン作品集の校訂者でもあり、クロンケの作品の中には Chopin-Etüden, Op. 23 といったものもあるようです。
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