Charles-Paul-Florimond Quef (France, 1873 - 1931) - Prière. Andante sostenuto, Op. 50 No. 4 (C sharp minor. Internationaal Harmonium Album, Vol. II. Amsterdam: Seyffardt's Muziekhandel, 1919).
今日はフランスの作曲家・オルガン奏者、シャルル・ケフ生誕150年の誕生日です。今回はケフ作曲、ハルモニウムのための「祈り 嬰ハ短調 Op. 50 No. 4」を弾きました。
シャルル・ケフは1873年11月1日にフランス共和国北部のリールで生まれました。リール音楽院 (Conservatoire de Lille) で学んだのち、パリ音楽院でエルネスト・ギロー (Ernest Guiraud, 1837 - 1892)、テオドール・デュボワ (Théodore Dubois, 1837 - 1924)、シャルル=マリー・ヴィドール (Charles-Marie Widor, 1844 - 1937)、アレクサンドル・ギルマン (Alexandre Guilmant, 1837 - 1911) に師事しました。1898年に同音楽院のオルガン科と即興演奏科で一等賞を取得し、入学審査員とクラス試験委員に任命されました。バティニョルのサント=マリー教会 (Église Sainte-Marie des Batignolles)、パリのサン=ローラン教会 (Église Saint-Laurent de Paris) などのオルガン奏者を経て、1901年に師ギルマンの後任としてパリのサント=トリニテ教会 (Église de la Sainte-Trinité de Paris) 大オルガンのオルガン奏者に就任しました。フランスと英国で数多くのオルガン演奏会を開き、作曲家としては、オルガン曲、ハルモニウム曲のほかに管弦楽曲 (フランドル組曲、森にて)、ピアノと管弦楽のための作品 (幻想曲、葬送前奏曲)、室内楽曲などを書いています。1931年7月2日に生地のリールで亡くなりました。
出典:
- Joubert, Joseph (1912). “Charles QUEF”. Notices biographiques et bibliographiques. Maîtres contemporains de l’orgue, pièces inédites pour orgue ou harmonium, Volume 2. Paris: Senart, Roudanez & Cie. page 2.
- Slonimsky, Nicolas, ed. (1958). “Quef, Charles”. Baker's Biographical Dictionary of Musicians (5th edition). New York: G. Schirmer. page 1295.
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