2022-11-06

350th Death Anniversary of Heinrich Schütz

Heinrich Schütz (Germany, 1585 - 1672) / Ernst Pauer (Austria/England, 1826 - 1905) - Hymn. Maestoso (E flat major).

今日はドイツの作曲家・オルガン奏者、ハインリヒ・シュッツ没後350年の命日です。今回はシュッツ作曲とされる「賛美歌 変ホ長調」の、エルンスト・パウアーによるピアノ編曲を弾きました。楽譜はエルンスト・パウアー編纂「日曜日の音楽 Sonntags-Musik. Eine Sammlung von kurzen Stücken für das Pianoforte aus den berühmtesten Werken der Kirchen- und Instrumental-Musik gewahlt und theilweise bearbeitet 」(1878/1879) に第51曲として収録されていますが、原曲の題名は特定できていません。

ハインリヒ・シュッツは1585年10月8日 (グレゴリオ暦10月18日) に、テューリンゲン地方ゲーラ近郊にあるケストリッツ (Köstritz. 現在のバート・ケストリッツ) に生まれました。ケストリッツの教会登録簿によると翌日の10月9日に洗礼を受けたという記録が残っていますが、シュッツの自伝では "am tage Burckhardi [10月14日]" を誕生日としています。1599年にカッセルヘッセン=カッセル方伯宮廷礼拝堂の少年聖歌隊歌手となり、1608年にマールブルク大学で法律を学び、1609年から1612年までヴェネツィアジョヴァンニ・ガブリエーリ (Giovanni Gabrieli, ca. 1554 - 1612) に師事しました。1613年にカッセルで宮廷第2オルガン奏者、1617年にドレスデンザクセン選帝侯宮廷楽長に就任。1628年にヴェネツィアを再訪し、1633年から1645年までコペンハーゲンなどで活動したのちドレスデンに戻り、1672年11月6日 (グレゴリオ暦11月16日) にドレスデンで、87歳の高齢で亡くなりました。

出典:

  • シュッツ」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』ブリタニカ・ジャパン. コトバンク.
  • 樋口隆一「シュッツ」『日本大百科全書 (ニッポニカ)』小学館. コトバンク.
  • Breig, Werner (2006/2021). “Schütz, Heinrich”, BIOGRAPHIE. MGG Online. Retrieved 2022-11-06.

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