2021-04-07

300th Birth Anniversary of Matthias Vanden Gheyn

Matthias Vanden Gheyn (Belgium, 1721 - 1785) - 4 Morceaux fugués; Morceau fugué No. 1. Allegro (G minor)

今日はベルギーの作曲家・オルガン奏者・カリヨン奏者・釣鐘鋳造師マティアス・ファンデン・ヘイン生誕300年の誕生日です。今回はファンデン・ヘイン作曲「4つのフーガ小品」より第1番 ト短調を弾きました。

ファンデン・ヘイン家 (Vanden Ghein ; Van den Ghein) は、16世紀から20世紀前半まで続くフランデレン地域の釣鐘鋳造師・カリヨン製作者・カリヨン奏者の一族です。1721年4月7日にオーストリア領ネーデルラントティーネン (Tienen) で生まれたマティアス・ファンデン・ヘインは、1727年に家族とともにルーヴェン (Leuven) に移り、1741年から同地の聖ペトロ教会 (Sint-Pieterskerk) のオルガン奏者を、1745年から同地の市カリヨン奏者を務めました。作曲家としては鍵盤楽器やカリヨンのための作品があり、その厳格な構成とトッカータ風の様式から「カリヨンのバッハ Bach van de beiaard ; Bach of the Carillon 」の異名で知られています。師と考えられているのは前任の聖ペトロ教会オルガン奏者 (1726-1741) であるデュドネ・ライク (Dieudonné Raick, 1703 - 1764) です。弟のアンドレアス・ヨゼフ・ファンデン・ヘイン (Andreas Jozef Vanden Gheyn, 1727 - 1793) は釣鐘鋳造師として一族の中でも高く評価されています。

出典: Grove Music Online. Retrieved 2021-04-05.


0 件のコメント:

コメントを投稿