2013-01-27

100th Birth Anniversary of Valery Zhelobinsky

Valery Viktorovich Zhelobinsky (Russia; USSR, 27 January 1913 – 13 August 1946) - 24 Preludes, Op. 20 (1934); No. 3. in C sharp major. Largetto. 今日はヴァレリー・ジェロビンスキー (Валерий Викторович Желобинский; Valery Viktorovich Zhelobinsky, 1913 - 1946) 生誕100年の誕生日ということで、ジェロビンスキー作曲「24の前奏曲」作品20より第3番嬰ハ長調を弾きました。この曲集では全24調を長短のハ調から開始して半音ずつ上昇する配列となっています。大バッハの平均律クラヴィーア曲集と同じ配列ですね。異名同音調の変ニ長調ではなく嬰ハ長調を採用している点もバッハと同様です。短い曲を中心にいくつか弾いてみたのですが第3曲以外は複調的な和音が多く、曲集全体としてはやはりショスタコーヴィチと同時代の近現代音楽だな、という印象です。

2013-01-22

Well-known piano solos, how to play them (1915)

Well-known piano solos, how to play them (Wilkinson, Charles W; Hipsher, Edward Ellsworth, Philadelphia, Theo. Presser co, 1915) と、この本を元として書いたと考えられる ピアノ名曲解説 : 弾き方と聴き方 (白山清太郎, 富士楽譜出版社, 1921) について、IMSLPへのリンクとともに収録曲を一覧にしました。

2013-01-08

300th Death Anniversary of Arcangelo Corelli

Arcangelo Corelli - 12 sonate da chiesa (Trio Sonatas), Op. 3
Sonata da chiesa No. 3 in B flat major (Ernst Pauer - Sonntagsmusik (Sunday Music) No. 90) Sonata da chiesa No. 5 in D minor; III. Largo (Ernst Pauer - Sonntagsmusik (Sunday Music) No. 76) 今日はアルカンジェロ・コレッリ没後300年の命日ですね。前回、エルンスト・パウアーの編曲・校訂によるピアノ曲集「日曜日の音楽」 (Sonntagsmusik) よりリギーニのテ・デウムを紹介しましたが、今回は同じ「日曜日の音楽」からコレッリの作品を演奏しました。12の教会ソナタ (トリオソナタ) 作品3より第3番変ロ長調、そして第5番ニ短調第3楽章ラルゴです。教会ソナタ第3番は4楽章構成ですが、パウアーは終楽章のアレグロを除いた3楽章の編曲を残しています。