2018-03-08

150th Birth Anniversary of Georges Guiraud

Georges Dominique Jacques Guiraud (France, 1868 - 1928) - Très haulte et très noble dame! Pièce pour le piano. Grave (Mouvement de Sarabande) (F major). (Très respectueusement dédié à Madame la Duchesse d'Uzès, Douairière [Anne de Rochechouart de Mortemart, 1847 - 1933]) (Paris: L'illustration, 1899. Supplément au no. 2936)

今日はフランスの作曲家・オルガン奏者・チェロ奏者、ジョルジュ・ギロー生誕150年の誕生日です。今回はギロー作曲のピアノ小品「まことに高くまことに貴き婦人!」を弾きました。曲名の婦人は被献呈者であるユゼス公爵未亡人、アンヌ・ド・ロシュシュアール・ド・モルトマールのことを指すのでしょう。アンヌは12代ユゼス公爵であった夫エマニュエル・ド・クリュソル・デュゼス (Emmanuel de Crussol d'Uzès) と1878年に死別しています。

トゥールーズのサンセルナン教会 (Basilique Saint-Sernin de Toulouse) でオルガン奏者を務めるオメル・ギロー (Omer Guiraud, 1847 - 1912) の子としてトゥールーズに生まれたジョルジュ・ギローは、トゥールーズ音楽院 (Conservatoire de Toulouse) においてチェロで一等を受賞し、パリ音楽院ではシャルル=マリー・ヴィドール (Charles-Marie Widor)、セザール・フランク (César Franck)、ジュール・マスネ (Jules Massenet) に師事しました。父オメルが1912年に亡くなるとトゥールーズに戻り、トゥールーズ音楽院の和声法教授、サンセルナン教会オルガン奏者を務めました。

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