2021-08-15

150th Birth Anniversary of Axel von Kothen

Karl Axel von Kothen (Finland, 1871 - 1927) - 2 Impromptus, Op. 12; No. 1. Impromptu. Adagio (A minor).

今日はフィンランドの作曲家・バリトン歌手、アクセル・フォン・コーテン生誕150年の誕生日です。今回はコーテン作曲「2つの即興曲 Op. 12」より第1番 イ短調を弾きました。

ハミナ (Hamina / Fredrikshamn) に生まれたアクセル・フォン・コーテンは、1894年から1895年までヘルシンキ (ヘルシングフォシュ) のヘルシングフォシュ音楽院 (Helsingfors musikinstitut. 現在のシベリウス音楽院) で、院長のマッティン・ヴェーゲリウス (Martin Wegelius, 1846 - 1906) に学んだのち、1896年にローマでセナトーレ・スパラパーニ (Senatore Sparapani, 1847 - 1926. 声楽) とアキッレ・ルチーディ (Achille Lucidi, 1847 - 1901) に、1897年にサンクトペテルブルクでアントニオ・コトーニ (Antonio Cotogni, 1831 - 1918) に、同年ヴィーンでフィーリプ・フォルステン (Filip Forstén, 1852 - 1932) に、1898年にパリでエドゥアール・コロンヌ (Édouard Colonne, 1838 - 1910) とG.ヴィッラ (G. Villa) に師事しました。1900年から1906年までヘルシンキでコンサート歌手や教師として活動し、1905年には編集者としてスウェーデン語の音楽雑誌「フィンランド音楽レヴュー Finsk Musikrevy 」を創刊しました。1906年からミュンヘンで2年間、ルートヴィヒ・トゥイレ (Ludwig Thuille, 1861 - 1907) とヴァルター・クルヴォワジエ (Walter Courvoisier, 1875 - 1931)に作曲と楽器法を師事し、1908年から1924年までに母校のヘルシングフォシュ音楽院の声楽の教授を務めました。1927年にタンミサーリ (Tammisaari / Ekenäs) (またはヘルシンキ) で亡くなりました。

出典:

  • Baker, Theodore; Remy, Alfred, eds. (1940). “Kothen, Karl Axel”. Baker's Biographical Dictionary of Musicians (4th edition). New York: G. Schirmer. page 603.
  • Kothen, Carl Axel”. In: Alfred Einstein (Hrsg.): Riemann Musiklexikon. 11. Auflage. Band 1: A–L. Max Hesses Verlag, Berlin 1929, S. 945.


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