Carlo Antonio Campioni (France/Italy, 1720 - 1788) - 6 Sonatas for the Harpsichord (London: Robert Bremner, 1763); Sonata No. 2 in E major; II. Allegretto (E major)
今日はロレーヌ出身のイタリアの作曲家・ヴァイオリン奏者、カルロ・アントニオ・カンピオーニ (シャルル=アントワーヌ・カンピオン) 生誕300年の誕生日です。今回はカンピオーニ作曲「ハープシコードのための6つのソナタ」の「ソナタ第2番 ホ長調」(全2楽章) より第2楽章を弾きました。
シャルル=アントワーヌ・カンピオンはロレーヌ公国 (ロートリンゲン公国) のリュネヴィル (Lunéville) に生まれました。父がロレーヌ公国の宮廷に仕えていたため、のちに神聖ローマ帝国皇帝フランツ1世となるロレーヌ公フランソワ3世エティエンヌ (Franz I. Stephan von Lothringen, 1708 - 1765) が1737年にトスカーナ大公国を継承したことに伴って一家でトスカーナに移ったと考えられています。遅くとも1752年からリヴォルノ大聖堂 (Duomo di Livorno) の楽長、1763年から亡くなるまでフィレンツェでサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 (Cattedrale di Santa Maria del Fiore) とサン・ジョヴァンニ洗礼堂 (Battistero di San Giovanni) での業務を含む大公の宮廷楽長を務めました。
出典: Kidd, Ronald R. (2001). “Campioni [Campione], Carlo Antonio [Campion, Charles Antoine]”. Grove Music Online.
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