Josef Krug-Waldsee (Germany, 1858 - 1915) - Adagietto in D-flat major, Op. 44b
今日はドイツの作曲家・指揮者、ヨーゼフ・クルーク・ヴァルトゼー没後100年の誕生日です。今回はクルーク・ヴァルトゼー作曲「アダージェット 変ニ長調 Op. 44b 」を弾きました。この曲と「即興曲 ヘ長調 Impromptu, Op. 44a 」は、1902年に「新音楽新聞 Neue Musik Zeitung 」に掲載されました。
ドイツ南部のバート・ヴァルトゼー (Bad Waldsee) に生まれたヨーゼフ・クルークは、初期の音楽教育はほぼ独学で、1872年から1880年まではシュトゥットガルト音楽院 (現在のシュトゥットガルト音楽演劇大学) でヴァイオリン、ピアノ、歌唱、作曲を学びました。卒業後はドイツ各地で合唱指揮者や楽長などとして活動しています。
ハンブルクで活動していたディートリヒ・クルーク (Dietrich Krug, 1821 - 1880)、アルノルト・クルーク (Arnold Krug, 1849 - 1904) 父子などの同姓の音楽家との区別のために、生地のヴァルトゼーからクルーク・ヴァルトゼーと称したようです。1887年には合唱曲「ローター王 König Rother, Op. 25 」の初演で名声を得て、国際的に知られるようになりました。
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