Fanny Mendelssohn - Das Heimweh, H-U 129 (formerly attributed to Felix Mendelssohn as Op. 8 No. 2). Piano solo version as „Le mal du pays. Agitato, par F. Mendelssohn-Bartholdy“ from „Le musée des pianistes“ (St. Petersburg: Brandus)
ロシア・サンクトペテルブルクのブランドゥス社が出版した「ピアニストたちの博物館」に収録されているファニー・メンデルスゾーンの歌曲「郷愁」のピアノ独奏用編曲を弾きました。弟フェリクス・メンデルスゾーンの名で出版された「12の歌曲 Op.8」の第2曲がこの「郷愁」(フリーデリケ・ローベルト詞) で、これを含めた曲集中の3曲がファニーの作とされています。 「郷愁」は1824年から1825にかけて作曲され、1826年に「12の歌曲 Op.8」のうち前半6曲が、翌1827年に全曲が出版されました。その後、1829年にファニーは画家のヴィルヘルム・ヘンゼルと結婚しています。
「ピアニストたちの博物館」に編曲者の名は書かれていませんでした。原曲と同じニ短調で書かれていますが、原曲が3節ある有節歌曲であるのに対して編曲では繰り返しなしの1節で終わり、原曲の終結部を用いた序奏が付けられています。題名はドイツ語からフランス語に訳されていますが、原曲のものとほぼ同じ意味のようです。
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