Charles-Valentin Alkan (1813-1888) - 11 Pièces dans le style religieux et 1 transcription du Messie de Hændel, Op. 72; No. 6. Majestueusement
今日はフランスの作曲家シャルル・ヴァランタン・アルカン生誕200年の誕生日です。今年は想像していた以上にアルカン関連のイベントで盛り上がっているようですね。乗るしかない、このビッグウェーブに、ということで私も一曲弾きました。「11の宗教的な様式による小品とヘンデルのメサイアによるトランスクリプション Op. 72」より第6曲変ロ長調「威厳をもって」です。三度・六度の重音音階が鍛えられる曲ですね。作品72はパリの出版業者シモン・リショー (Simon Richault, 1780-1866) に献呈され、リショー社から出版されました。オルガンまたはハルモニウムのための曲集として扱われがちですが、数小節に渡るような長い持続音も少ないため、その点についてはピアノでの演奏も困難ではないでしょう。この曲を含めた作品72の抜粋は今年出版された「アルカン・ピアノ曲集II」 (カワイ出版) にも収録されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿