2025-07-31

150th Birth Anniversary of Alexandre Denéréaz

Alexandre Denéréaz (Switzerland, 1875 - 1947) - 3 Préludes pour orgue ou harmonium; No. 3. Allegro (B flat major).

今日はスイスの作曲家・オルガン奏者・合唱指揮者・音楽著述家・音楽教師、アレクサンドル・ドネレア生誕150年の誕生日です。今回はドネレア作曲「オルガンまたはハルモニウムのための3つの前奏曲」より第3番 変ロ長調を弾きました。楽譜は「オルガンの同時代の大家、オルガンまたはハルモニウムのための未発表小品集 Maîtres contemporains de l’orgue. Pièces inédites pour orgue ou harmonium 」第5巻 (Paris: Maurice Senart & Cie., 1914) の67-68頁に収録されています。

アレクサンドル・ドネレアは1875年7月31日にスイス西部にあるローザンヌで、ピアノ奏者・ヴァイオリン奏者・合唱指揮者のシャルル=セザール・ドネレア (Charles-César Denéréaz) と、ピアノ奏者のシャルロット=エリーズ・ピレ (Charlotte-Elise Pilet) の子として生まれました。ローザンヌのコレージュ・クラシークでシャルル・ブランシェ (Charles Blanchet, 1833 - 1900) にピアノ、オルガン、和声法のレッスンを受けました。1891年から1895年までドイツ帝国ザクセン王国ドレスデン王立ドレスデン音楽院 (Königliches Konservatorium zu Dresden) で、カール・ハインリヒ・デーリング (Karl Heinrich Döring, 1834 - 1916) にピアノを、パウル・ヤンセン (Paul Janssen, 1852 - 1921) にオルガンを、フェーリクス・ドレーゼケ (Felix Draeseke, 1835 - 1913) に作曲法を師事。1896年に「交響曲第1番」で作曲の一等賞を獲得。

同年、ローザンヌのサン=フランソワ教会 (Église Saint-François de Lausanne) オルガン奏者に就任し (師シャルル・ブランシェの後任)、ローザンヌ音楽院 (Conservatoire de Lausanne) の作曲法、和声法、対位法の教師となりました。1897年から1934年までローザンヌ男声合唱団 (Chœur d'hommes de Lausanne) とサント=セシル混声合唱団 (Chœur mixte Saint-Cécile) の指揮者。1918年から1945年まで大学で音楽美学の私講師となりました。1933年にピアノ奏者のマルグリット・シャイエ (Marguerite Chaillet) と結婚。1947年7月25日にローザンヌで亡くなりました (満71歳)。

教え子に以下の人物がいます

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2025-07-29

150th Birth Anniversary of Antoni Grudziński

Antoni Wawrzyniec Grudziński (Poland, 1875 - 1929) - Berceuse et prélude pour piano (Warsaw: Jan Fiszer, 1898); No. 2. Prélude. Andante (G major). Dedicated to Mademoiselle Eléonore Kanusewicz.

今日はポーランドの作曲家・ピアノ奏者・音楽教師、アントニ・ヴァヴジニェツ・グルヅィニスキ生誕150年の誕生日です。今回はグルヅィニスキ作曲「ピアノのための子守歌と前奏曲」より第2曲「前奏曲 ト長調」を弾きました。

アントニ・グルヅィニスキは1875年7月29日にロシア帝国沿ヴィスワ地方 (Привислинский край. ロシア帝国領ポーランド) セイニ (Sejny) で生まれました。1929年2月4日にワルシャワで亡くなり、ワルシャワのポウォンズキ墓地 (Cmentarz Powązkowski w Warszawie) に埋葬されました。

子に作曲家・音楽教師のチェスワフ・グルヅィニスキ (Czesław Grudziński, 1911 - 1992)、孫 (チェスワフの子) に音楽著述家・音楽批評家のアントニ・グルヅィニスキ (Antoni Grudziński) がいます。

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