Antoine-Léonce Kuhn (Anton Leontius Kuhn, France/Germany/Switzerland, 1753 - 1823) - Petites pièces pour le forte piano ou clavecin, Op. 8 (Basel: J. C. Gombart); No. 2. Tempo di Menuetto (C major).
フランス・アルザス出身の作曲家・オルガン奏者・指揮者、アントワーヌ=レオンス・クーン (アントン・レオンティウス・クーン) 没後200年の命日です。今回はクーン作曲「フォルテピアノまたはクラヴサンのための小品集 Op. 8」(全12曲) より第2曲 ハ長調を弾きました。
アントワーヌ=レオンス・クーンは1753年12月18日にフランス王国オート=アルザス地方 (Haute-Alsace) のスルツ (スルツ=オー=ラン Soultz-Haut-Rhin) で、オルガン奏者・教師のジャン=ジョルジュ・クーン (Jean-Georges Kuhn) の子として生まれました。父から音楽の手ほどきを受け、1767年から1773年までスイスのポラントリュイ (Pruntrut) にあるイエズス会コレージュ (Collège des jésuites de Porrentruy) で学び、同校のオルガン奏者も務めました。フライブルク・イム・ブライスガウ (Freiburg im Breisgau) で音楽教師・指揮者・作曲家として活動したのち、バーゼル司教公により事務官兼コンサートマスターに任命され、宮廷楽団を指揮し、パリでも演奏された交響曲や室内楽曲を作曲しました。フランス革命 (1789 - 1799) ののち、視学官、寄宿学校運営者を経て、1809年にスイスのザンクト・ガレン (Sankt Gallen) でカトリック・ギムナジウムの音楽とフランス語の教師、ザンクト・ガレン大聖堂音楽監督兼オルガン奏者に就任し、多くのミサ曲を作曲しました。1823年3月3日にザンクト・ガレンで亡くなりました。
出典: Puskás, Regula (2014-10-14). “Kuhn, Antoine-Léonce”. Historisches Lexikon der Schweiz (HLS). Retrieved 2023-02-28.
0 件のコメント:
コメントを投稿