Ernst Christian Richard Andersson (Sweden, 1851 - 1918) - Skuggor och Dagrar, 6 Tonstycken för piano, Op. 14 (1885); No. 2. Canon. Andantino con espressione (F minor)
今日はスウェーデンの作曲家・ピアノ奏者・音楽教師、リカルド・アンデション没後100年の命日です。今回はアンデション作曲「影と光、ピアノのための6つの楽曲 Op. 14」より第2曲「カノン ヘ短調」を弾きました。「影と光」は「前奏曲 ヘ短調」、「カノン ヘ短調」、「ポロネーズ風に ヘ長調」、「ワルツ風に イ短調」、「ガヴォット風に ヘ長調」、「エピローグ ハ長調」からなります。
ストックホルムに生まれカールスクルーナで育ったリカルド・アンデションは、1867年にストックホルムのスウェーデン王立音楽アカデミーに入学し、ヤン・ファン・ボーム2世 (Jan van Boom, 1807 - 1872) とルードヴィグ・ヌールマン (Ludvig Norman, 1831 - 1885) にピアノを、オットー・ダニエル・ヴィンゲ (Otto Daniel Winge, 1810 - 1886) に和声を、グスタフ・アドルフ・マンケル (Gustaf Adolf Mankell, 1812 - 1880) にオルガンを、ヘルマン・ベーレンス (Hermann Berens, 1826 - 1880) に対位法と作曲を師事しました。1874年に音楽アカデミーを卒業すると、引き続きヒルダ・テーゲルストレム (Hilda Thegerström, 1838 - 1907) にピアノを師事しました。
1876年の秋から冬にかけてベルリンで、クララ・シューマン (Clara Schumann, 1819 - 1896) にピアノの、リヒャルト・ヴュルスト (Richard Wüerst, 1824 - 1881) に作曲の指導を受けました。翌1877年から1884年までベルリン王立高等音楽学校 (現在のベルリン芸術大学) でカール・ハインリヒ・バルト (Karl Heinrich Barth, 1847 - 1922) にピアノを、フリードリヒ・キール (Friedrich Kiel, 1821 - 1885) に対位法を師事しました。1884年にストックホルムに戻り、1886年には同地でエミル・シェーグレン (Emil Sjögren, 1853 - 1918) とともに自身の名を冠したリカルド・アンデション音楽学校 (Richard Anderssons musikskola) を設立しました。
出典: Swedish Musical Heritage - Richard Andersson | The Royal Swedish Academy of Music
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