Ferruccio Busoni (Italy, 1866 - 1924) - 3 Pezzi nello stile antico, Op. 10, BV 159 (1880); No. 3. Gigue. Allegro vivace (C minor)
今年はイタリア出身の作曲家・ピアノ奏者、フェルッチョ・ブゾーニ生誕150年です。今回はブゾーニ作曲「古い様式による3つのピアノ小品 Op. 10, BV 159」より第3曲「ジグ ハ短調」を弾きました。ブゾーニには同じ作品番号が複数の作品についている例がいくつもあり、 Op. 10 もいくつかの異なる作品 (BV 12, 72, 81/5, 88, 126/4, 159) につけられているので注意が必要です。
「古い様式による3つのピアノ小品」は1880年7月までに作曲され、このときブゾーニは14歳でした。同時期には「古い舞曲集 Op. 11, BV 126」「24の前奏曲 Op. 37, BV 181」「村の祭り、6つの性格的小品 Op. 9, BV 185」などが書かれています。曲集は「メヌエット ハ長調 (Op. 40)」、単一楽章の「ソナティナ ト長調 (Op. 46)」、そしてこの「ジグ ハ短調 (Op. 75 (Op. 44))」からなり、それぞれ作曲家の Ernesto Colombani (1854 - 1921), G. Gaiani, Alessandro Busi (1833 - 1895) に献呈されています。「ジグ ハ短調」を献呈されたアレッサンドロ・ブージはチェロ奏者でもあり、教育者としてはボローニャ音楽学校の和声法教師、対位法教授を歴任しています。
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