Anatoly Konstantinovich Lyadov (Анатолий Константинович Лядов, 1855-1914) - 12 Canons on a Cantus Firmus (1914)
ロシアの作曲家、アナトーリイ・リャードフ没後100年ということで、今回はリャードフ作曲「カントゥスフィルムス (定旋律) による12のカノン」を弾きました。 C-F-E-A-D-H-C という定旋律を用いた7小節のカノンが12曲、第3曲はイ短調で、ほかの11曲はすべてハ長調です。この作品は親友のヴラジーミル・アレクサーンドロヴィチ・アヴジェーエフ (Владимир Александрович Авдеев; Vladimir Aleksandrovich Avdeyev, 1862-1914) に献呈されていますが、アヴジェーエフは作曲年の1月に亡くなっていて、腎疾患などの病に悩まされていたリャードフもその年の8月に亡くなりました。リャードフは以前にもアヴジェーエフに「3つのバレエ曲 3 Morceaux de Ballet, Op. 52」(1901年作曲、出版) という作品を献呈しています。
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