2016-07-25

150th Death Anniversary of Aloys Schmitt

Aloys Schmitt (Germany, 1788 - 1866) - Introduction and Fugue, Op. 16 Part 3 Nos. 10 and 11

今日はドイツの作曲家・ピアノ奏者、アロイス・シュミット没後150年の命日です。今回はシュミット作曲「練習曲集 Op. 16」第3巻より第10、11曲「序奏とフーガ ハ短調」を弾きました。「練習曲集 Op. 16」は第1巻のうちの213曲ある予備訓練課題 (Exercices préparatifs ; Preparatory Exercises) が特に知られているようです。

エアレンバッハ・アム・マインに生まれたアロイス・シュミットはカントルであった父フランツ・バルトロメウス・シュミット Franz Bartholomäus Schmitt に学び、オッフェンバッハ・アム・マインヨハン・アントン・アンドレ (Johann Anton André, 1775 - 1842) とゲオルク・ヤーコプ・フォルヴァイラー (Georg Jacob Vollweiler, 1770 - 1847) に作曲を師事しました。その後、主にフランクフルト・アム・マインを拠点に活動しています。教え子にはカール・アーノルド (Carl Arnold, 1794 - 1873) フェルディナント・ヒラー (Ferdinand Hiller, 1811 - 1885)、リンジー・スローパー (Lindsay Sloper, 1826 - 1887) などがいます。

アロイスの弟ヤーコプ (Jacob Schmitt, 1803 - 1853)、子ゲオルク・アロイス (Georg Aloys Schmitt, 1827 - 1902) もまた作曲家となっています。またアロイスの娘アントニア (Antonia Schmitt, 1824 - 1859) はピアノ奏者となり、地質学者・博物学者のユリウス・フォン・ハースト (Julius von Haast, 1822 - 1887) と結婚しました。

2016-07-17

150th Birth Anniversary of Karl Kock

Karl Kock (born 1866) - Melancholie f-Moll. Nicht zu langsam.

今日はドイツの作曲家カール・コック生誕150年の誕生日です。1866年7月17日にハンブルク近郊のアルトナに生まれたということですが、その日は普墺戦争開戦から一月ほどたったころであり、ホルシュタインからオーストリア軍を撤退させたプロイセンが占領したばかりの地でした。翌1867年にはアルトナを含むホルシュタインはプロイセンに併合されます。

今回はコック作曲「憂鬱 ヘ短調」を弾きました。この曲は友人の著作家オットー・ミヒャエリ (Otto Michaeli, 1870 - 1941) に献呈され、1892年に「新音楽新聞 Neue Musik Zeitung 」に掲載されました。

2016-07-16

200th Birth Anniversary of Antoine François Marmontel

Antoine François Marmontel (France, 1816 - 1898) - L'art de déchiffrer à deux mains, 100 etudes élémentaires et progressives de lecture musicale, destinées à développer le sentiment de la mesure, de la mélodie et de l'harmonie, Op. 60
No. 52. Syncopes noires et croches, mesure à 2/4 [Syncopations of crotchets and quavers, 2/4 time]. Andantino (E minor). Il faut, tout eu jouant avec douceur, marquer légèrement la première partie de la syncope qui déplace l'accent et rend fort un temps faible.

No. 90. Les soupirs, demi-soupirs et quarts de soupirs [Crotchet rests, quaver rests and semiquaver rests]. Allegretto (C sharp minor). Indépendamment du caractère mélodique qu'il faut faire ressortir, les doigt ne devront pas perdre un seul instant le sentiment précis de la mesure en donnant à chaque silence sa valeur réelle.

今日はフランスの作曲家・ピアノ奏者、アントワーヌ・フランソワ・マルモンテル生誕200年の誕生日です ( MusicSack によると誕生日は資料によりばらつきがあり、7月16日、17日、18日のいずれかのようです)。今回はマルモンテル作曲「2手での初見演奏の技法、100の小さな読譜の練習曲 Op. 60」より第52番「4分音符と8分音符のシンコペーション、4分の2拍子 ホ短調」と第90番「4分休符と8分休符と16分休符 嬰ハ短調」を弾きました。この曲集には続編として「4手での初見演奏の技法 L'art de déchiffrer à quatre mains, 50 études mélodiques et rhythmiques de lecture musicale, Op. 111」があります。

著作家のジャン・フランソワ・マルモンテル (Jean-François Marmontel, 1723 - 1799) はアントワーヌの大伯父 (同名の祖父アントワーヌ・フランソワの兄) にあたります。アントワーヌの子アントナン・マルモンテル (Antonin Marmontel, 1850 - 1907) は父と同様、作曲家・ピアノ奏者・パリ音楽院教授となりました。イニシャル表記 A. Marmontel では区別が難しいことがあるので注意が必要ですね。