2015-07-27

100th Death Anniversary of Johan Adam Krygell

Johan Adam Krygell (Denmark, 1835 - 1915) - Kleine Stimmungen ; Smaastemninger ; Moodlets, Op. 7

今日はデンマークの作曲家・オルガン奏者、ヨハン・エーダム・クリューゲル没後100年です。今回はクリューゲル作曲「オルガン (またはハルモニウム、ピアノ) のための『小さな気分』 Op.7」を弾きました。全8曲からなり、各曲には「憂鬱」、「夕べの気分、メロディ」、「思い出『また会おう』」、「朝の気分、メロディ」、「前奏曲」、「悲歌」、「恋人」、「別れ」という題が付いています。

ネストヴェズに生まれたクリューゲルは、画家を志していたものの後に音楽の道に転向し、1867年から創設されたばかりのコペンハーゲン音楽院 (現王立デンマーク音楽院) でニルス・ゲーゼ (Niels Gade, 1817-1890)、ゴトフレズ・マティソン・ハンスン (Gottfred Matthison-Hansen, 1832-1909)、ヨハン・ピーダ・イミーリウス・ハートマン (Johan Peter Emilius Hartmann, 1805-1900) に師事したのち、1874年よりアンガ奨学金 (Det anckerske Legat) によりドイツ、スイス、イタリア各地に留学しました。1880年より亡くなるまでコペンハーゲンの聖マタイ教会のオルガン奏者を勤め、即興の名手として知られたということです。

2015-07-21

150th Birth Anniversary of Robert Kahn

Robert Kahn (1865 - 1951) - Zwischen Sommer und Herbst, 11 Klavierstücke, Op. 67 (Berlin: Bote & Bock, 1920); No. 2. Langsam und schwermütig (C sharp minor)

今日はドイツの作曲家・ピアノ奏者、ローベルト・カーン生誕150年の誕生日です。今回はカーン作曲の「夏と秋の間、11のピアノ小品 Op. 67」より第2曲 嬰ハ短調を弾きました。

生地のマンハイムでエーミール・パウア (Emil Paur, 1855-1932) とエルンスト・フランク (Ernst Frank, 1847-1889) にピアノを、ヴィンツェンツ・ラハナー (Vinzenz Lachner, 1811-1893) に作曲を、ベルリンの王立音楽大学でフリードリヒ・キールヴォルデマール・バルギールに作曲を、エルンスト・ルドルフ (Ernst Rudorff, 1840-1916) にピアノを、ミュンヘン音楽アカデミーでヨーゼフ・ラインベルガーに作曲を、ハインリヒ・シュヴァルツ (Heinrich Schwartz, 1861-1924) にピアノを師事しました。

母校の王立音楽大学で音楽理論と作曲の教授となり、教え子にアルトゥール・ルービンシュタイン成田為三ヴィルヘルム・ケンプギュンター・ラファエルニコス・スカルコッタスフェルディナント・ライトナーらがいます。ユダヤ人であったカーンはナチスによるユダヤ人迫害を逃れて1937年に家族とともに渡英し、そのまま同地で亡くなっています。

2015-07-16

Gustav Schumann - Mazurka de salon, Op. 8 No. 2

Gustav Schumann (Germany, 1815 - 1889) - 3 Mazourkas, Op. 8 (Berlin: Bote et Bock, 1853); No. 2 in D flat major. Allegretto

今年が生誕200年となるドイツの作曲家・ピアノ奏者、グスタフ・シューマン作曲の「サロン用マズルカ 変ニ長調 Op. 8 No. 2」を弾きました。楽譜は Le musée des pianistes (St. Petersburg: Brandus) に収録されているものを使用しました。

1815年3月15日にドイツのホールデンシュテット (Holdenstedt) で生まれたグスタフ・シューマンは、ベルリンでヴィルヘルム・タウベルト (Wilhelm Taubert, 1811 - 1891) に師事し、同地でピアノ奏者、音楽教師として活動します。1845年にはヴァイオリン奏者のヨハン・レンメルス (Johann Remmers, 1805 - 1847) とともにガリツィアモルダヴィアで演奏旅行を行いました (出典: Tonkünstler-Lexicon Berlin's von den ältesten Zeiten bis auf die Gegenwart (1861), p.538)。

2015-07-05

200th Death Anniversary of Johann Gottfried Wilhelm Palschau

Johann Gottfried Wilhelm Palschau (Denmark, 1741 - 1815) -
Sonata No. 5 in D major; II. Adagio in B minor

Sonata No. 6 in F major; III. Affettuoso in F minor

今日はドイツ出身の作曲家・鍵盤楽器奏者、ヨハン・ゴットフリート・ヴィルヘルム・パルシャウ没後200年の命日です。今回はパルシャウ作曲のソナタより、第5番 ニ長調 第2楽章「アダージョ ロ短調」と第6番 ヘ長調 第3楽章「アッフェトゥオーソ ヘ短調」を弾きました。

ヴァイオリン奏者ペーター・ヤーコプ・パルシャウ (Peter Jakob Palschau, ca.1708 - 1793) の子としてホルシュタイン公国に生まれたヨハン・ゴットフリート・ヴィルヘルム・パルシャウは、1747年頃に家族とともにコペンハーゲンに移ります。父はデンマーク王立管弦楽団のヴァイオリン奏者・ヴィオラ奏者となり、子のパルシャウは若き日よりハープシコード奏者の名手として知られました。

1754年からヨーロッパ北方の各地に滞在したのち1768年にはコペンハーゲンに戻りますが、1771年にはリガに、1777年以降はペテルブルクに移住し、演奏家や教師として活動します。リガではヨハン・ゼバスティアン・バッハの弟子の作曲家・鍵盤楽器奏者、ヨハン・ゴットフリート・ミューテル (Johann Gottfried Müthel, 1728 - 1788) と交友がありました。